2011年06月28日
捨てるという作業
信頼という絆を失った時点で、人間関係の
間に生じる
ひと、もの、かねの流れは
一気に変わると言われています。
場合によっては一瞬でしょうか。
絆を壊してしまった人は、責任をもって修復に努める
ことはするべきだと思いますが、壊すのは一瞬、
直すのは、その1000倍大変なのは周知の通りですよね。
その努力は、学びに変わるでしょうし、ご自身の
好ましい変化を引き寄せる修行にはなるかもしれませんね。
しかしながら、何を引き寄せたいのか、わからないまま
あいまいに情動にかられて時間を過ごすことは、
最終的にご自身を消耗させるばかりでなく
心の疲弊を呼び込み、老いを早める結果にもなります。
人の一生を地球上の生態系の中でも
あまりにあっという間の人生とたとえるなら、
信頼と絆を深める時間にウェイトを占めた方が
大いに人生は楽しめるはずだし、
相手に価値を与え続けるライフスタイルを
構築した方が、どれだけ仲間がひろがるだろう
とそう感じるのですが、
自分にだけ向き続けたい人は、きっと何も捨てられないし、
自らの過去の記憶のみを引きづり、好ましくない癖を
唯一の友人として、その環境に慣れしたしんでいくのだと思います。
そして、人を信じる力は、無限のリソースではなく、育てていくもの
つまり、環境が整わなければ、その力は育たないと
いえるのも、いかに捨てる作業が重要かを物語ります。
要約すると、捨てる作業は、ただ、ご自身の有限のリソースでもある信じる力を
増やすバケツを大きくするために、環境を整える作業でしかない
のですね。
物品の金額には関係なく記憶の伴う物理的なもの
を一気に廃棄する作業もきっと効果はあるはずです。
新たな親愛なる人と出会う、もしくは引き寄せる時は、もちろん
リソースフルな環境でありたいと思いますし、逆にそのような状況で
はない環境で引き寄せたものは、あまり好ましくない結果に行き着く
事実はあるようです。
Posted by アロハカレオ at 14:14│Comments(0)
│生き方
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