三連休も槍ヶ岳

アロハカレオ

2011年07月21日 14:15

5月のGWに訪れた残雪の槍ヶ岳

実は、夏に、もう一度登りたいと思っていました。

梅雨明け一週間は、絶好の登山日和ということで、

先週の3連休で、同じコースをたどってきました。

残雪期と景色が違うので、残雪の槍ヶ岳の写真と比較して

お楽しみください。

槍ヶ岳サンライズのベストショット



前回と違い、今回は、前日に徳沢入りして、テント泊、余分な荷物をそこにデポして

翌日6時半に出発です。

程なく、涸沢との分岐である横沢に到着



槍沢ロッジで水を補給後、炎天下の槍沢にでます。



日焼け止め、帽子、暑さ対策をしないと必ず途中でばてます。

槍ヶ岳が見えてくる雪渓の直前に良質の水場がありますので

そこで、山小屋用の水を補給していくことをおすすめします。

消灯後、かなりのどが渇きましたが、この水でずいぶん助かりました。



槍ヶ岳がみえてくると槍ヶ岳山荘もあと少しです。

当日の山荘の宿泊者はなんと400人、夕ご飯は、19時です。

しかも、槍ヶ岳の登山待ち行列は、2時間。

標高3000mはすごいことになっています。(笑)

だんだんガズってきてるし、今日の槍ヶ岳は難しいかなと考えながら

小屋の中で一休みしている間、隣に居合わせたカメラマンの方が

ぼそっと一言。

「日暮れのほんの一瞬、雲が切れて、晴れ間が出るときがあるんだよな」

カメラマンの方が動き出した瞬間、私も急いでゴアのジャケットを羽織り

後についていました。

正解でした。



一瞬の晴れ間が出たときは、登山の待ち行列は、夕ご飯の食堂の

待ち行列に変わっていて、急峻な登りにはほとんど人がいません。

20分もかからず、頂上です。







10分も頂上にいるとまた山小屋の方からガスが上がってきます。



下山した頃には、槍は、ガスにすっぽり覆われていました。



19時夕食、20時半消灯と慌ただしく、過ごした後、いびきの

合唱隊の空間で、まどろむ時間です。

サンライズの起床は、朝4時。意外と早いです。



たくさんのカメラが、サンライズショットを狙います。

5月GWは、突風と寒さで、こんなに外にはいれませんでしたよ。

夜明け前でもナイスな景色です。



4時15分をすぎると、美しい朝日が、姿を現しました。



感動の夜明けの後、朝食と荷造りを慌ただしくこなして、

6時過ぎには下山開始です。片道21キロ、長いですよ。

捻挫に気をつけながら、要所要所で休憩とりつつも、

山荘で顔見知りの方との下山ですので、以外と快適です。

午前中に槍沢ロッジまで戻れれば、強い日差しも避けられます。

14時過ぎには、上高地に戻り、小屋で居合わせた皆様に

ご挨拶をした後、沢渡経由で、帰宅につきました。




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